「課金後に約7割が実際に出会えた」マッチングアプリの課金に関するアンケート結果

マッチングアプリの課金に関するアンケート結果

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近年、マッチングアプリを利用して恋愛や結婚相手を探すことが一般的になりました。しかし、実際にどのマッチングアプリを最初に利用する人が多いのか、また課金をする理由や課金した結果、出会いにどれほどつながっているのかなど、具体的なデータは意外と知られていません。

そこでTHE SINGLEでは、実際に課金経験のある男性ユーザー500名を対象に、マッチングアプリの利用実態や課金の目的、課金後の成果についてアンケート調査を行いました。

そのアンケート結果をもとに、マッチングアプリ市場の現状を詳しくご紹介するとともに、「本当に出会えるアプリ」「課金する価値のあるアプリ」とは何か、具体的なデータを通じて明らかにします。

マッチングアプリの課金に関するアンケート結果
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編集者

THE SINGLE編集部

THE SINGLE編集部員。マッチングアプリ使用歴は5年以上。10個以上のマッチングアプリを利用し出会った人数は100人以上。マッチングアプリで出会った女性とは最長で3年付き合った経験あり。 30代に入ったということもあり、現在は婚活目的でマッチングアプリを利用中。

主に使用しているマッチングアプリ:Pairs/with/tapple

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監修者

横山 淳司

代表取締役 会長/株式会社セクションエイト

完全1対1の相席専門店「THE SINGLE」、全国に店舗を展開する「相席屋」、お酒もスポーツも無限に遊べるバー「パブリックスタンド」などを運営する出会いのテーマにした事業を展開する株式会社セクションエイトの代表取締役 会長の横山 淳司。

誰もが期待できる空間と場所を提供し、目先の恋愛価値ではなく、「婚姻率」「出生率」の向上で日本の未来に貢献。

公式サイトTHE SINGLE相席屋パブリックスタンド

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マッチングアプリの課金に関するアンケート結果のまとめ

調査期間: 2025年03月27日 〜 2025年03月27日

サンプル数: 500名(男性のみ)

アンケート概要

・ターゲット: マッチングアプリ課金者

・回答者属性: 全員男性、20代〜30代が全体の81.8%、未婚率99.8%

・実施目的: マッチングアプリの課金行動とその効果についての調査

Q1: あなたが最初に利用したマッチングアプリは?

主要なポイント

Pairs(ペアーズ)が最も多く全体の30.6%を占める

・上位5アプリ(Pairs, with, Tinder, タップル, Omiai)で全体の72.4%を占める

・大手アプリが初期参入時に選ばれている傾向が強い

Q2: あなたの勤務業界は?

主要な特徴

製造業(メーカー)が最も多く21.0%

・次いでIT・情報通信業(10.6%)医療・福祉業(6.4%)の順

・幅広い業界の男性がマッチングアプリを利用している

Q3: マッチングアプリに課金した最大の理由は?

25.6%
マッチング率を高めるため(いいね数を増やすため)
21.8%
メッセージの送信・返信が自由になるため
7.6%
無料だと制限が多すぎてストレスを感じたため
6.0%
短期間で確実に出会いを得たかったため

主要な特徴

・上位2つの理由(マッチング率向上メッセージ自由化)で全体の47.4%を占める

・機能制限の解除や利便性向上が課金の主な動機である

・真剣な出会いを求める理由(4.2%)よりも機能面での理由が圧倒的に多い

Q4: マッチングアプリ課金後に実際に女性と出会えましたか?

主要な特徴

・課金ユーザーの70.2%が実際に女性と出会えている

・約3割(29.8%)は課金したにもかかわらず出会えていない

・課金が必ずしも出会いを保証するものではないが、成功率は高い

出会えた
70.2%
351人
出会えなかった
29.8%
149人

Q5: あなたが最も課金したマッチングアプリはどれですか?

Pairs(ペアーズ)
32.2%
with(ウィズ)
17.4%
Tinder
10.4%
Omiai
8.8%
タップル
8.8%

主要な特徴

・上位5アプリ(Pairs, with, Tinder, Omiai, タップル)で全体の77.6%を占める

・課金している大手アプリは初めて利用するアプリとほぼ一致している

Pairs(ペアーズ)が3割以上のシェアを持ち、最も課金されているアプリである

回答者属性

年代

世帯年収

男性
100%
未婚
99.8%
会社員(正社員)
62.8%
子供なし
100%

属性概要

20代(47.4%)30代(34.4%)で全体の81.8%を占める

・ほぼ全員が未婚(99.8%)かつ子供なし(100%)

・年収は300万〜600万円の層が最も多く、全体の50.6%

・居住地は東京都(19.4%)、神奈川県(8.4%)、埼玉県(6.8%)、千葉県(6.8%)など首都圏が多い

総括: マッチングアプリ課金動向

1. 主要なマッチングアプリとシェア

Pairs(ペアーズ)with(ウィズ)Tinderの3アプリで約60%のシェアを占める

・初めて利用するアプリと課金するアプリには強い相関関係がある

2. 課金理由と効果

マッチング率向上(25.6%)メッセージの自由化(21.8%)が主な課金理由

・課金ユーザーの70.2%が実際に女性と出会えている

・機能制限の解除による利便性向上が課金の主な動機となっている

・約3割(30%)は課金したにもかかわらず、出会いにつながっていない。

3. 最も課金されたマッチングアプリ

・最も課金額が多いマッチングアプリもPairs(ペアーズ)で約32%、次にwith(ウィズ)が17.4%、Omiai(オミアイ)とタップルが8.8%と続いている。

・ペアーズは、初回利用・課金ともに1位であり、初心者にとっても継続利用ユーザーにとっても人気のサービスであることがわかる。

5. ユーザー特性

20〜30代の未婚男性が中心ユーザー層

・利用者は20代が最も多く(47.4%)、30代(34.4%)が続く。20代~30代で約82%を占める。

・勤務業界は「製造業」「IT・情報通信業」「医療・福祉業」の3つの業界で約38%を占める。

・職業は正社員が約63%と最も多く、比較的安定した収入層の課金が多い。

・世帯年収は300万〜600万円の間に集中(約50%)しており、この収入層がマッチングアプリ課金の主な層である。